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2022-06-07 (火) | Edit |
どうもやすっぽです。体調が悪すぎて、更新が途絶えてました。まだ生きております。

さてさて、フランク・ガードナーの『CRISIS』を透析中に1時間ずつ読んでいるのだが、これが、読み進めるのに時間がかかっている。現時点でまだ116ページである。遅い。

なぜ時間がかかっているのか考えてみたのだが、まず1つ目は体調が悪すぎて頭の回転が遅いこと。次に2つ目はガードナーがインテリなので見たことない単語がゴロゴロ出てくること。

あとは、単にガードナーの文章のリズムに慣れていないだけ。

そういえば、最近、急に読みやすく感じてきたっけ。

ちなみに、文法が分からなくてお手上げってことは今のところありません。気付いてないだけかもしれないけど。

では、また。やすっぽでした。


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2022-04-16 (土) | Edit |
どうもやすっぽです。

けっこう前に読んでた手嶋龍一のインテリジェンス小説『鳴かずのカッコウ』について書こうかね。キンドルで読んだ。

ひとことでいうと大変面白かったです。今回の作品は日本の公安調査庁が舞台になっている。

ウクライナの地方の町から話がスタートするのだが、もうヒタヒタと迫ってくるような緊張感が漂っていて恐ろしい。
詳しい話は書かないが、情報機関によってターゲットにされた人物が、用意周到に張り巡らされた罠に絡めとられていくさまにゾッとする。さすがインテリジェンス界の住人である手嶋氏だ。「ひょえ~っ」と震えたぜ。

あと、手嶋氏の作品の一番の魅力かもしれないが、何らかの事情によって工作員や協力者になってしまった人間の悲哀がきちんと描かれていて、胸に迫るものがある。ストーリーのプロットとか登場人物の役割ばかりでなく、こういうところが重要だと俺は思う。

ちなみに、『北朝鮮 核の資金源 「国連捜査」秘録』古川勝久(新潮社)を何年か前に読んでいたので、本作品で輸送船から荷物を押収するくだりが、「あ~、アレのことか」とさらに面白かった。この『北朝鮮 核の資金源』もスリリングでとても面白いよ。おすすめです。

以上、ネタバレにならないように簡単な紹介となったが、たいへん面白かった。強くお薦めする。

やすっぽでした。


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2022-04-09 (土) | Edit |
どうもやすっぽです。

『プラトーノフ作品集』原卓也訳(岩波文庫)を読み終えた。面白かった。収録作品は5編で、タイトルと発表年は以下の通り。
『粘土砂漠』(Такыр,1934)、
『ジャン』(Джан,1966)、
『三男』(Третий сын,1936)、
『フロー』(Фро,1936)、
『帰還』(Возвращение,1947)

ドストエフスキーに似ているとする評価もあるらしいが、どちらかというとチェーホフのほうが似ていると思う。

『粘土砂漠』と『ジャン』は中央アジアのほとんど砂漠のような荒涼とした環境を舞台に、少数民族出身者を主人公にした作品である。おそろしく厳しい環境で、読んでいて気が遠くなる。この2つの作品は修飾語の使い方が独特で他の3編とは雰囲気が異なる。
内容は全然違うが、フィリップ・K・ディックの文章と同じような雰囲気を感じる。あくまで俺の感覚では。

『ジャン』は一読では評価がちと難しい。何となくだが、読後感では少数民族の生活を上から改革してやろうというソビエト政権の意識に批判的である印象を受けた。

実際のところ革命前、革命後、中央アジアがどんな感じだったのか全然知らないので、その辺の歴史について知りたいなと思った。

『三男』も『フロー』もユーモアがあって、それでいて未来への希望を感じさせるようないい作品だった。

なかでも、やすっぽとしては、最後の『帰還』にとても感動した。

内容には触れないが、自分中心の自己愛から相手中心の利他愛へと心の変化が起こるその瞬間を見事に表現していると思った。いわゆるコペルニクス的転回というやつだ。
おもわず自然と涙が出てしまったが、ピンとこない人には全然こないだろう。とにかく素晴らしい短編だ。

プラトーノフはソビエト政権下で不当な批判にさらされて、不遇のうちに生涯を終えたそうだが、読んでみて思ったのは、彼の作品では人間がとてもよく表現されていて、それゆえに人間の持つ矛盾も表現することになり、そのことがソビエト的社会主義と相いれなかったのだろうということだ。

こういった内容の作品をソビエト政権下で発表するのは、かなりの勇気がいることであろう。窮屈な政治体制下であっても自分の作品を作り続けた姿勢に敬意を覚えた。

最後に冷戦時代にプラトーノフを日本に紹介した原卓也先生の情熱にも感心する。プラトーノフを紹介するに至ったエピソードも解説にありとても面白い。

おすすめする。

他の作品もぜひ読んでみたいと思うが、翻訳は中古でも高いね。ロシア語を勉強してオリジナルで読めれば安いんだけどな。

では、また。やすっぽでした。


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2022-03-27 (日) | Edit |
どうもやすっぽです。

NHKのラジオ『まいにちロシア語』応用編を透析中によく聞いている。やりこむ時間がないのでテキストは買っていない。とりあえず放送を聴くだけなのだが、ロシア語のレベルが中級者にとってちょうどいい。そして八島雅彦先生の解説もいい。

内容はロシアの童話を月替わりで紹介している。そんな中、プラトーノフという人が気になった。

この人はソ連時代の作家らしいのだが、なんだかんだで不遇な人だったようだ。息子もまだ十代で収容所送りになり、結核で死んでしまっている。詳しいことはwikiでも見てくれ。
>Wikipediaのプラトーノフのページ

名前だけはどこかで見たことがある気がするが、読んだことがないので調べてみたら、原卓也先生の翻訳が見つかった。現在は中古しかないらしい。早速注文した。もうすぐ届くだろう。

今日はこんな話でした。文章がちっと疲れているね。
ではでは、やすっぽでした。


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2022-03-26 (土) | Edit |
どうもやすっぽです。久しぶりの更新です。体調が悪すぎて遅くなりました。

今回は、最近読み始めた Frank Gardner の軍事スリラー小説『CRISIS』からひとつ。

まずは引用する。

Twenty per cent chance it could also be dissident rebels from the FARC movement, miffed at the peace talks with the government.

・dissident:意見を異にする、反体制の
・rebel:反逆者
・FARC:コロンビア革命軍
・miff:腹を立てる



このchanceは「好機」ではなく、「可能性」という意味になる。ほとんど日本語になっているから、どうしてもチャンスは好機と思ってしまうが、辞書を引くと「見込み」とか「可能性」という意味もあるので注意が必要だ。

まあ、文章を読むと、全体の流れとして「好機」では意味不明になってしまうので、なんかおかしいと調べたのでした。

今回はこんなところです。やすっぽでした。


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2022-03-01 (火) | Edit |
どうもやすっぽです。どうにか生きております。3月に入ってしまいましたが、とにかく2月は体調が悪くて大変でした。

ではでは、本題の方へ。注文していたフランク・ガードナーの本が2冊、はるばるイギリスからやってきました。ビニールの袋にまとめて入ってました。とりあえずちゃんと届いた。

海外の古本では普通なのかもしれませんが、表紙が少し汚れていたのでウェットティッシュで拭いてきれいにしました。少し香料の臭いがついているのは、まあ古本なのでしょうがないね。化学物質過敏症にはちょっとダメージだけど。

1作目の『CRISIS』を読み始めたばかりで、まだ4ページくらいしか進んでいないけど、知らない単語がけっこうある。辞書を引くと、古い詩的な単語だったりする。インテリが書く文章だからかもしれないね。

では、今日はこれまで。やすっぽでした。

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2022-02-10 (木) | Edit |
どうもやすっぽです。

もう1週間くらい前の話になってしまうが、俺がいつも聞いているBBCの"BBC World Service Podcast"でうまい棒が取り上げられてた。

日本で有名なお菓子「うまい棒」が発売から40数年で初めて値上げした、というような話だった。インフレのニュースだ。

ニュース内で何度も「ジ・ウマイボウ」と言われていた。ちなみに「マ」のところを強く発音していた。

この番組は世界中で聞かれているから、世界のあちこちでウマイボウってなんだ?と思ったことだろう。
今日はそんな話でした。

やすっぽでした。
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